お米を使って何かできないかと考える今日この頃。手始めに僕の店で土鍋ご飯を提供してみようと思い、「ごはん家 椒房庵(しょぼうあん)」さんへ伺いました。
そこで今回のミッションは、
- ご飯に特化した店で酒は進むのか、またお客さんはどんな食べ方、飲み方をしているのか?
- 土鍋ご飯の味のベースを知る。
の2点です。
Contents
シティダイニング「くうてん」にある大人空間
場所は博多駅内「シティダイニングくうてん」の9階。入店したのは週末の19時でした。
ご飯と酒は合わないという先入観と、週末19時という飲食店一番のピークタイムから、酒飲みはご飯は食べないからきっと店は空いてるだろうと思ってたが、びっくり……大行列でした。
清潔感のある明るい店内。約50席程を設け広々としていました。ガヤガヤした感じもなく、ゆったり食事を楽しむには丁度良い空間でした。
ホールスタッフは、30~40代位。落ち着きのある上品な接客は非常に良かったです。あれだけの行列がありながらも、バタバタとした感じがなく冷静に仕事をこなしていました。僕は15分程列に並びましたが、待たされて嫌な気はしなかったです。
なぜだろう…落ち着つきのある接客だったからかな。
ご飯に合う一品料理とお酒の相性は?
メニューは卵焼き、豚の角煮などの一品料理。どれも素朴な味で美味しかったのですが、ご飯のおかずとして楽しむ感じ。これに合わせてカクテルを飲もうという気にはならなかったです。
しかし、カクテルに合わせるには難しいけれど、ビールを飲むならこの業態でも酒は出るなと思いました。
「美味しい料理とビール」。いける可能性は十分あると感じました。
土鍋で炊くご飯は美味いのか?
メインの土鍋ご飯について。
僕はどうも米そのものの美味しさが分からないようです…。
ジャーで炊いたご飯と、土鍋で炊いたご飯…食感の違いのは分かるのですが、米の味そのものの違いはよく分かりませんでした。
しかし、日本ならではの土鍋ご飯に需要はあるということは分かりました。それは、幸せな気分になれるからです。
米本来の味についてはいまいちピンと来なかったのですが、「土鍋を使って炊いたご飯」という先入観だけで、“美味しい”に繋がると感じました。
さらに、使用する米についてのオリジナルストーリーがあれば、尚更美味しいと感じるかもしれません。
例えば、山口県美祢市出身の僕が、思い入れのある美祢という土地で、一から畑を耕し自分達の手で作った米を土鍋で炊いて提供する…。このストーリーがあれば、普通の米を使うよりもこだわりが感じられ、より美味しく感じるのではないかと思いました。
まとめ
大人のお食事会のような感じでとても良いお店でした。酒がすすむメニューもあり、飲んでる人も多かったです。
土鍋ご飯については、とりあえずやってみるか!という気にさせられ、非常に参考になりました。
大変勉強になりました。