食べ歩き

赤坂 こみかん-福岡 大名

赤坂 こみかん-福岡大名

福岡市のメイン通り沿いにあるこちらのお店が今回のターゲット。

その名は『赤坂 こみかん』

1号店目は、同じく福岡市にある『藁焼 みかん』。みかん好きな大将なのか、はたまた、みかんっぽい大将なのか、それを確認してみたい。

しかし、それより大きな今回のミッションは…大人気店の『2号店目の店作りを体感せよ』です。

人気店の2号店目を体感

噂で1号店目が人気店であると僕が住む山口県まで情報が来ていた。しかしながら、1号店にはまだ行けておらず、ならば2号店目からの1号店目を体験してみようと。

繁盛したから2号店目を出すのだから、よりいい店作りをしてくるであろうと期待に胸が膨らみ、軽やかなステップを刻みながら目的地についた。

大人な色気を漂わす和風な店構え。表札には可愛いみかん。

赤坂 こみかん-福岡大名の店内

扉を開くとコの字形のカウンターの中にいるスタッフが、元気よく愛想よく迎え入れてくれる。店内は満席で、お客様の居心地がいいのであろう雰囲気で溢れてる。

『これは、やられたな!』

扉を開けて2秒後には、白旗を挙げて敗北宣言。

でも、正確に言うと負けたわけではない。学ばせて頂く事が沢山あるなって瞬時に感じれたって事だ。それはもう、何て言うか、わかるんです。スタッフから溢れ出る、お客様から感じれる空気感で。

カウンターにつきお酒を注文。ここで出てきました、日本酒カクテル『みかん』です。

日本酒カクテル『みかん』

みかんを搾ってもよし、食べながら飲んでもよし、添えてある塩をなめながらサッパリ美味しく頂きます。

料理は、刺身と天婦羅がメインで大将が厨房のド真ん中を陣取り、豪快かつ繊細に魚を捌く。

赤坂 こみかんの刺身

これがまた迫力あり、お客様の視線を釘付けにする。また、バタバタしている店内ですがお客様との会話を楽しみながら仕事をこなす姿、余裕はなくてもあるように見せる仕事っぷりは、お客様を安心させる。

この店の凄いのは、大将だけではない。他のスタッフが、脇役ではなく、主役級の働きをする。

コの字型に均等に配置された職人さん。

彼等は目の前の仕事をこなしながらも、目の前のお客様が楽しい食事が出来る様に気にかけ、提案やフォローをしてくれる。

赤坂 こみかんの天ぷら

それと、目の前で調理してくれる職人さんの姿を見ていると、『それも食べたい!』『それ、めっちゃ美味しそう!』って会話が自ずとうまれ、お客様も楽しみ、そこから職人さんとの会話もドンドンうまれる。

居酒屋の醍醐味がここにあります。

美味しい料理が食べたい人、美味しいお酒が飲みたい人、はじめてのデートで会話が弾むか心配な人、是非『赤坂 こみかん』へ。

僕は近いうちに1号店目の『藁焼 みかん』に伺い、大将がどんな思いからこの2号店目の店作りになったか探りに行きます。

大変勉強になりました。

地図・アクセス

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ABOUT ME
秋山尚登
株式会社チカラ商会代表。山口県美祢市出身40歳。宇部新川で焼鳥一力(いちりき)を開業しわずか半年で軌道に乗せる。二年後に移転し席数が倍になるも予約が取れない繁盛店へ。圧倒的な行動力を武器に、世界をワクワクさせるべく動き出す。