食べ歩き

焼鶏あきら(やきとりあきら)-東京 中目黒本店

焼鶏あきら(やきとりあきら)-東京中目黒本店

今回の食べ歩きは、ホームグラウンドの福岡を離れ、東京までやって来ました。わざわざ東京まで訪れたい目的のお店は…『焼鷄 あきら』さん。

今回のミッションは、焼鳥の新しい提供スタイルの体験です。

春は桜の名所になる最高のロケーション

焼鶏あきら(やきとりあきら)へ続く緑道

最寄り駅から徒歩15分。駅から離れると、一気に人は少なくなり静かな街並みを歩くと、緑豊かな川辺を発見。風情ある建物をリノベーションした飲食店から溢れる光が歩道を照す。

春になると桜の名所になるであろうこの場所は、最高のロケーションを見方につける。

少し歩くと、目的のお店。

焼鶏あきら(やきとりあきら)-東京中目黒本店の外観

平日の21時からの来店でしたが、店内はド満席!元気よく、笑顔で、いかつい店長が迎え入れてくれた。

焼鶏あきら(やきとりあきら)の店内

このギャップがたまらない。怖そうだけど優しい人、めっちゃギャルだけど気が利く、めっちゃデブだけど動きが早い。などなど、偏見はあるが連想されやすいイメージの逆を行くと、そこには感動がある。

だから今ある個性を活かさなければならない。ギャップ萌えの法則である。

七輪でセルフ焼鶏

カウンターに案内され、オーダーを済ませる。このお店の特徴は、七輪で自分で鶏肉を焼く焼鳥で、お客様のほとんどがオーダーするらしい。

七厘で焼鶏を焼くお客さん

僕がやってるのが正統派の焼鳥とすると、串に刺さってなく自分で焼くなんて、邪道にも程がある。何て思いながらこの店に伺ったのですが…。

うんうん、悪くないぞ!結構いいやん。ってのが、僕の感想。

この感想はただの食事利用でなく、飲食店経営者目線での感想である。

だが、前提として『上手に焼ける』ってのがある。お肉は火力や火の入れ加減で美味しさが全く変わってくる。

焼く前の鶏肉

どんなにいいお肉でも、焼きすぎるとパサパサになり、旨味もジューシーさも抜けてしまう。表面をパリッと中に旨味を閉じ込めジューシーに焼けたお肉は、一口噛めば肉汁が口一杯に広がる。

焼いた後の鶏肉

そうすると『旨い!』ってお言葉を頂けるのだが、お酒も入り会話に夢中になるとどうしても七輪の上がおろそかになってしまうお客様が多い。

そうすると、せっかく美味しいお肉を準備し仕込んだのに。、お客様からは『このお肉、パサパサだね。』何て言葉がでてくる。

いやいや、この焼き方がこうだからこの味になってしまったんだよって言っても、口にしたこの味こそが、このお店の味になってしまう。

僕も焼鳥屋を営み、仕込みの大変さや難しさ、炭の扱いと焼き加減の見極めのなどをスタッフに指導する時、言葉では伝えにくい感性の部分もあり、共有出来にくい事にもどかしさを感じる時も多々ある。

そんな時に、わざわざ串に刺す手間がない。焼きの技術も必要ないこちらのお店の提供スタイルにすると、運営的には一気にハードルが下がる。だからといってこちらのお店が手を抜いてるわけではなく、隣のお客様が焼きすぎてるとカウンター越しに職人さんがさっと手をだし、お肉をひっくり返す。

焼き場に立つ店員さん

僕がカメラを向けるとシャッターチャンスを教えてくれるなど、気配りがあるから大繁盛店だと思う。

しかし、僕達がやって来たことはこだわりの技術だ。難しいことの先に感動がある事を忘れてはならないと、改めて感じれた。

今日も一串入魂で感動を与えます。

大変勉強になりました。

地図・アクセス

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ABOUT ME
秋山尚登
秋山尚登
株式会社チカラ商会代表。山口県美祢市出身38歳。宇部新川で焼鳥一力(いちりき)を開業しわずか半年で軌道に乗せる。二年後に移転し席数が倍になるも予約が取れない繁盛店へ。圧倒的な行動力を武器に、世界をワクワクさせるべく動き出す。