今回の食べ歩きは東京。どこに食べに行こうかと食べログを観ていて目に留まったのが、この「饂飩ト酒 maru-gin」でした。
来店のきっかけは写真のクオリティ
数あるお店の中でこのお店を選んだ理由は、トップ写真が頭一つ飛び出て美しかったからです。
たったそれだけの事ですが、些細なことでも他店の一歩先を行き、来店してもらうきっかけを作れるかどうかが重要だと思います。
今回はそれが食べログのトップ写真でしたが、これは日々の業務でも当てはめることが出来るでしょう。
渋谷ではあるが飲食店ビルの9階と、決していい条件の立地とは言えないが、平日の19時半で50席の店内は満席。
白と木をベースにした店内は落ち着きがあり、ターゲットであろう30代後半の大人達には居心地のいい雰囲気。
大声で騒ぐ客層ではないからこそ作り上げることが出来る居心地のよさは、お客様と店の雰囲気とスタッフのバタバタ感のない接客で作り上げられている。
豊富なラインナップ
料理は、おでん・生ハム・ローストビーフ・もつ鍋・うどんと、一見統一性のない様に思えるこの品揃えも、食べるとすべて美味しいから、何でもあることが嬉しく、ここで一次会から〆まで全て終わらせることが出来ます。
これほどの集客をこの立地でなし得る要因は、ハズレが無いと言うことでしょう。
美味しくいただける料理、会話を楽しく行える接客、お客様とスタッフが作り出す空間、これら全てに「あれっ?と言う疑問を作り出さない。
不満がないから、お客様が集まるのだろうと思います。
これは、リピートを増やすために大切な事で、行きたくなくなる動機の排除なのです。それが出来ると、自ずと行きたくなる店が出来上がっていく。
今回こちらのお店は、
- お客様の店選びのフック作り
- 感動の作り方
- 不満の排除
と、気付かされることがたくさんありました。
大変勉強になりました!